◎和菓子は分量の正確さが命!
中医薬膳管理師会さんの薬膳和菓子講座に参加しました。
講師は、元某有名和菓子屋の職人Y先生。無口でシャイなお方(^^)
春夏の薬膳和菓子がテーマで
練りきりと錦玉製の2種類を作りました。
↓生薬を使用。
本来、店頭に並ぶ和菓子って…
自然界とともに生きてきた先人たちが、
季節ごとに健康で心豊かに生きられるよう様々な祈りとともに
型取り、生み出されたものではないか…
ふとそんな事を思いました。
そこに食材としても入手可能な食薬を加え、
より体質に合わせ、
季節に負けない養生食として植物たちの力を借り強化した
最強、和菓子!!
堂々とオヤツにできますよね〜(笑)
医術の始まりは祈りやマジナイ、邪氣祓いなどの儀式でもあります。(もちろん草木を活用した手当ても)
着物などの柄や装飾物も植物たちの力をあやかるように描かれていますものね。
結局自然界を支配しようと奢った人間たちは、自然界に頼って生き、またその力で癒される…なんとも皮肉なきがしました。
黙々とデモしてくださるY先生↓
練りきり。
餡子と茹でた白玉粉を合わせ練り練り中… 。
家庭にある道具で作れるように、お箸を使い形を作っています。
和菓子用の道具ってどれも高価だとかΣ(-᷅_-᷄๑)
惜しみなく技を披露してくださり、ため息と歓声とで大興奮!!
しかし模写力が必要だよねー。
先生の作品↓ 美しい〜グラデーション!
さて、デモの後は各自実践ですᕦ(ò_óˇ)ᕤ
和菓子は分量の正確さが命だそうで(洋菓子もそうだよね)
てきとーな私には、要注意点!(^◇^;)
そして完成!初作品↓
容器に入れるとそれなりに見えます(๑˃̵ᴗ˂̵)
上段の錦玉製は、寒天液にマイカイカの花びらや色付け餡子を型取り、浮かべ固めたもの。
薬膳なので甘さ控え目。
食べると薔薇の香りが広がる一品は女子力上がりそう!
下段の梅型練りきりには蓮子の甘煮と、
棗、枸杞子、山査子餡。甘酸っぱくて食べやすい出来上がりでした!
まだお手手に後遺症が残るので細かい作業に難儀しましたが、いいリハビリとなりました。
残りの材料を少し分けて頂いたので忘れないうちに、おさらいします!
新しいご縁も広がり楽しい会でした。
主催側のスタッフの方々、お氣遣いに感謝します。
ありがとうございました。