長春中医薬大学、薬膳講座①
旧暦でも三月入りしましたね。
三月は週一で、東京薬科大学主催の薬膳講座に参加しました。
講師は中国、長春中医学薬大学の王先生。通訳付きの中国語講義でした。
通訳付き講義は初体験。
普段、弾丸トークの講義よりも、訳されている間ノートをとる時間ができて、とても助かったスタイルでした。
通訳は東京薬科大学の高橋先生。
お二人とも分かりやすい説明と声色で、私の頭にすんなりin!
覚えているかは別問題として(⌒-⌒; )
あっと言う間に最終日となり、名残惜しくもあります。
中国語で漢字の羅列した四文字熟語で説明されるこのとが度々あり、印象深く心に残っているのは
・薬補<食補<神補
薬を補うことは、食べて補うことには及ばない。また食べて補うことは精神を補うことには及ばない。
中医学のいう、"神"は精神や心のことを意味するので、健康とは心や精神の安定が不可欠で食事が生き、薬も生きるということかと。
WHOにおける健康の定義が、
①適切な食事
②適切な運動
③適切な喫煙とお酒
④心の安定
とも、定義されています。
薬膳に関連するのは①の食事ですが、薬膳の基本理論には、宇宙や天地を読み、季節を知り、心も身体も魂の教えも含まれた壮大なものです。
健康とは何か?を問うこと数千年。先人たちの教えがたくさん詰まっています。
この講座は、中国の医学学会が提唱した9つの体質別の薬膳を学びました。
・補血常配補氣
・補氣少配補血
なるほどーー‼︎でした。
何故か毎週火曜は悪天候…
先週は嵐!寒いし雨だし、風冷たいし(;ω;)
興奮して熱くならずにいられたのは天候のお陰なのかもしれません。
一週間ぶりの飯田橋は桜が開花!
サクラテラスの窓際は花見客が賑わっていました。
こうも冷えるというのに花見の場所取りもチラホラあって、ホントお疲れ様ですよね。
帰路についた21時頃は盛りあっていたようです。
今回は9種類の体質別薬膳。
忘れないうちに復習します。