三都物語。リハビリひとり旅②神戸
快晴の神戸2日目!
さすがに東京からの移動疲れ。ゆっくり起きた朝です。
爽やかな風がきもちいいので〜近所を叔母とお散歩。日課のコースを案内してもらいました。
阪神淡路大震災から22年。すっかり綺麗に整備された街並みからは想像すらできません。被災した叔母から話を聞くと、倒壊した建物やガラス、瓦礫を避けるのに道路の真ん中を歩いて避難したそうです。
あの頃、叔父の1周忌で叔母の家に母やら親戚が集合していました。法要を終え神戸観光にもう一泊しようかと考えていたらしいのですが、虫の知らせか延泊せずにそれぞれ帰路へ。
そして、その次の日に大震災が起きたのです.°(ಗдಗ。)°.あの時延泊していたら…ゾッとしました。きっと他界した叔父が知らせてくれたのでしょう。
有難いことに、叔母も従姉妹も軽傷。住まいも無事でした。そんな叔母は御歳80才。私の2倍生きた大先輩です。
まだまだヒヨッコの私(;^ω^) 事故後回復してここまで来れ叔母の半生を垣間見ることは今後の私の人生にとって必要なエッセンス。
それは心を重ねることから得られるのかもしれません。
春の六甲颪に揺られる鯉のぼり。
川底にうつる影が魚の形!(◎_◎;)
叔母と大興奮(笑)
並木道。
大樹の下にお地蔵さんや道祖神がありました。毛糸の帽子や服を着ていたり、花壇があったり。お世話している方がいるみたい。
歳をとると、こういうのに手を合わせたくなるのよ…と叔母。日課のお散歩コースには、ベンチに座ってたたずむ時間もあるそうです(*´∀`*)
季節を渡り時代の流れをみてきた樹々。
無邪氣に笑う子供らの遊び場だった頃もあったでしょう。
悲しみにくれ、立ち止まる場でもあったでしょう。
明日への希望を抱き、奮起していった人もあったでしょう。
叔母も人生をふりかえり…童心にかえる場、紆余曲折あったけど幸せだと感じる場がここにあるのだと、六甲颪が教えてくれました(*´∀`*)
一緒にお散歩できて良かったなぁ〜。
そして午後は三ノ宮へ。ひとり旅③に続きます。