薬膳と人生の大先輩である方と数年ぶりに再会。暑氣払いをしてきました(*'▽'*)
暑氣払いといえば…そう!
参鶏湯(サムゲタン)!!
韓国でも土用の丑の日にあたる伏日には、以熱治熱(イヨルチヨル)゛熱をもって熱を治める”…の考えで参鶏湯を食べて暑氣払い!元氣ハツラツ!夏バテ予防!
(↑参鶏湯には欠かせない食材。実家で収穫した生ナツメ。砂糖漬けや甘露煮を小さい頃よく食べました。生薬だって知らなっかった~!)
暑いと喉ごしの良い麺や、冷たい物を食べてしまいがち。ついキンキンに冷えたものを飲んじゃって、後でポンポン痛で苦しむの図。。。そんな冷えた内臓を温めて代謝を上げることで氣力を養い、暑い夏を乗り切れる。さすが医食同源が根づく先人たちの知恵ですね。
参鶏湯(サムゲタン)参→高麗人参、鶏→鶏肉、湯→スープ。
鶏肉、棗、生姜、ニンニク、栗、餅米、ネギなど、トリさんのお腹の中に具材を詰めコトコト煮込みます。
氣血を補う、高麗人参、鶏肉、棗、栗、餅米。氣を巡らせて、温め発散効果の生姜やニンニク、ネギ。味付けは塩で個々に調整しながらいただきます。そこが嬉しいよね〜♪
我が家は体調に合わせ具材をチョイス。山芋や枸杞、玉ねぎ、豆や銀杏、キクラゲなどを入れたりとアレンジしまくり!
胡麻塩かけて一年中食すスープなのです。有難いことに棗も高麗人参も実家の長野で入手可能。丸鶏よりは手軽に手羽元や骨つき鶏肉で作ります。簡単なので頻繁につくっちゃう(^ν^)
今回は妻家房の参鶏湯定食。ペロッと完食!付け合わせのキムチやナムルもいいですね。
医療機関に潜入!
先輩も大病を患って、その養生中に私も事故で入院…。会えなかった間はふたりとも病院に潜入捜査というなんともオツな経験者なのです( ̄▽ ̄;)
「人生を振り返る為に神様から貴重な時間を与えられたの〜♪ 言い方が変だけど、病氣になって良かったわ〜!!」
その言葉に私もうなずきっぱなしでした。「その経験が私たちの売りよね〜〜♪」と。確かに!そうですよね…。
その経験が誰かの為に役立つなら願ったり叶ったり。ドクターショッピングしている方々に、治療や回復法の選択肢のひとつとして私たちの復活劇を伝えられるのであれば素敵〜(๑>◡<๑)。
現に月一メンテに通う漢方医のオジイも先輩から紹介してもらったし。
日々養生しながら挑戦を忘れず、理想のご自分を目指して継続されている料理教室。先輩のその直向きさに脱帽した時間でした。
「薬膳と愛」
それを以って、じゃあ私はどうしようか…
薄紅色の夕焼けを見ながら空に問う…帰路でした。
先輩のHPです↓