道端の姉さん
月一回通る道端に
西日に照らされてはじめて氣づいた視線。
学び舎の庭に咲く姉さんは
純陽の氣と合わさって微笑んでくれました。
あれは大暑の頃。
秋分は乾燥する季節。
鼻や口から燥邪が浸入して呼吸器系のトラブルが目立ちます。
のど飴やマスクが欠かせませんよ〜(^_^;)
喉の不調には、殺菌と潤い効果のある蜂蜜とキンカンとのタッグは最強!!某のど飴もコレれですよね。キンカンの香りでも癒されます。
蜂蜜と人との歴史は長く、ギリシア神話では幼少期の最高神ゼウスは蜂蜜で育って大好物になった伝説や、エジプトでは旧約聖書にも登場するそうです。
南米、古代マヤ人やネイティヴの儀式に欠かせないものだったり。食や薬だけではなく神々から与えられた神聖な存在だったことが分かります。
そうそう、古代ローマの馬車競技の馬に与えていた蜂蜜液(蜂蜜と水を発酵させた酒)はドーピングの起源だそうですよ(''◇'')ゞ
薬膳では、胃腸を丈夫にして、胃痛時の痛みをやわらげ元氣をつける。
便通改善。肺を潤し咳を止める。解毒作用が口内炎や口角炎にもよい。保湿力があるとのこと。
子どもの頃、口唇ヘルペスにしょっちゅうなって唇に蜂蜜をつけてた友人のことを思い出しました。ヘルペスは免疫力低下といわれます。
漢方では脾(消化器系)のはたらきが乱れると唇やその周辺にサインが現れると診るので、友人はもともと胃腸が弱いタイプだったと今さら分かりました。
因みに上唇は「胃」下唇は「腸」。友人は腸が弱かったんだ(;´д`)しかも湿熱タイプ。。。
毎回蜂蜜をつけて登校。美味しいから唇舐めちゃってたし…(笑)塗る意味あるのか疑問でしたが、蜂蜜の効果を知ったら納得!舐めてても良かったんだね。
秋分の頃。白い花を咲かせていた姉さん↓
キンカン!! 色づくのが楽しみです。
数年前の冬。入院中にいただいた差入れ(*´꒳`*) 病棟の乾燥対策になりました
感謝。
皆様もお氣をつけくださいね〜〜♪
蜂蜜
分類:補氣
甘/平 脾、肺、大腸
補中緩急、潤肺止咳、滑腸通便、解毒。
禁忌:ネギと一緒に食べない。幼児や小児は控える。食べ過ぎは下痢する。
加熱処理したものを買う(生蜂蜜は毒花の蜜が混ざっている場合あり。海外での買物は氣をつけて)