御見渡りとソールフード
野菜が高いので。。。"(-""-)" オカンから届いた救援物資。
有難い~。
例年通りビニールハウスに保存していた野菜たち。
今年は寒波の影響で凍ってダメになってしまったものも多いとか。
5年ぶりに諏訪湖の御神渡りが起き、湖上で神事を行った様子を聞いてその寒さのイメージがついた。。。
物資の中には根菜などの他に野沢菜漬けが入っていた~(≧◇≦)
私の大好物!!
きっと漬物樽にも御神渡りがはり、凍っている樽に手を突っ込むオカンを想像しただけで…シバレル( ;∀;)
昨年秋に漬けたものなので茶色でだいぶ古漬け状態だが歯触りもしっかりあるし、私的には発酵した酸味も塩氣もいい塩梅。
凍結のお陰で今も変わらぬ母の味がそのまま保っていたと思う(*´꒳`*)
そういえば。。。
祖母たちは野沢菜や葉の漬物のことを『御葉漬け』と呼んでいた。
八百万神々の恩恵があって生きている…
その大地の恵みである『野沢菜』に敬意を払って『御』と付けているのでは・・・。?
漢方生薬の中にも、そのものの薬効がそれ以上に発揮するだろうと考えて『茯苓⇒茯霊』や『霊芝』などと敬称を付けているという。
味噌の始まりだとされる発酵豆の『鼓』には『香鼓』や『美鼓』と付けたとか。その名をみただけで体にやさしく良い感じがする~(^-^)
日本最古の医学書を学ぶ機会があり、そのルーツである中国伝統医学も含めた内容の中で紹介されていたことだ。
『霊』に込められた意味は、目に見えない奇しきなる力のこと。
到底、人の力では及ばない大宇宙の力がそこにあることを、先人達は今よりも強く感じていたと思う。
八百万のものに霊が宿り、そして長寿にはその氣が必要なことも。
『御葉漬け』も同じように食べ物でもあり薬でもあり、そこに込められた様々な祈りを感じた。
敬意を払う…
対人関係にもしかり。
相手を尊重し敬意を払うことは、互いの能力を高め合い、良りよい関係性を築くためには必要なことかもしれない。
野沢菜を切り分けながら摘み食い。。。
あぁ。。美味い!美味すぎるぅ。
しっ 沁みるぜぇ・・・
(´;ω;`)ウゥゥ
泣いた・・・
おかぁ~さぁ~ん~!!
叫ばずにはいられないのでした(笑)
信州人にとって
私にとってスピリットを支え腸内も調える大事なソールフードです。
あなたのソールフードは何ですか?