二十四節氣は霜降。
七十二侯は霎時施(こさめときどきふる)
週末から冷たい雨。
お疲れ氣味なので八宝粥を炊きました。八種類のナッツなどを入れて栄養満点です。
疲労や食欲のない時、病後の回復期、虚弱な方や高齢者の日々の養生食として適しているそうです。
実りの秋。植物たちの種には子孫を残すためにエネルギーが凝縮されていますね。まさに宝。
なんだか申し訳ないとも思いますが(^_^;)そのいのちを分けていただきます。
八種類の宝とお米とをじっくりと炊くことで氣や栄養をふんだんに吸収したお粥さんです。
日本では、お粥は病氣になった時に食べる病人食と言うイメージがありますが、中国や台湾などでは日々の養生食で、お粥屋さんも立ち並びますよね。
私、中華屋さんのお粥大好き❤
薬膳でもスープであり煎じ薬のような存在で、食材の持つ効能や氣を身体の隅々まで行き渡らせる意味があるそうです。
特に朝粥は一日のスターターのようなもの。ゆっくりと内臓を温めてもくれます。
寒冷地では、凍てついた車を動かす前にエンジンをかけて温めて、フロントガラスの氷を溶かしたりと、スムーズに動けるよう準備させておきます。
スポーツの前にもケガ予防に準備体操やストレッチなどをして、いつでも動けるようにアップしますがそれと同じですね。
一年中、体調や旬の食材を使えはレパートリーも増えます( ´ ▽ ` )
ちょっとお粥さんのイメージ変わりましたか?(笑 )
本日の八宝粥
- 棗
- ピーナッツ
- 蓮子
- 銀杏
- 小豆
- はと麦
- 黒米
- 龍眼肉
- もち米
- 米
- 緑豆は彩りと利水と解毒作用で少々。
黒米の色がしみ出てきた色( ´ ▽ ` )
好みで黒糖を加えると、ぜんざいのようて美味しいですよ。