原型は笙
一度、分解して構造をみてみたいものってありませんか?
数ヶ月前のことですが、その1つを体感してきました(^^)
パイプオルガンの原型は、雅楽の笙だとか。神事に欠かせない雅楽ですが、何十本の長さの違う竹を束ねた構造は大きさはあれどパイプオルガンも同じらしいです。
笙は、シルクロードから欧米にたどり着き、発達した形がパイプオルガン。
パイプオルガンと言えば、やはり、バッハですよねー。小学校の音楽の授業で「G線上のアリア」を聴いた時に受けた衝撃は今でも忘れられません。
CDなどない時代だったので、当然LPレコードで聴きましたが、アナログの音がなんとも味わい深くて素敵な音でした。
バッハは、宗教音楽の代名詞。私はキリスト教徒ではありませんが、なぜか先天的にパイプオルガンのあの重低音が、深いところを刺激され心洗われてしまいます。
日頃の穢れが落ちているよう。
心当たりがないのに、何故か、ごめんなさい、って言いたくなります(笑)
笙もパイプオルガンも祭祀には欠かせない音色ですものね。
今回は、30分間のコンサートだったので、寸止め状態というのか、物足りないまま終わっちゃいましたが、一度じっくりと体感したいと思っています。
音響設備の素晴らしいホールでしたが、欲を言えばシートがボディソニックになっていたら尚いいのにねー🤣
余韻に浸れるくらい、また聴きに行こう!