毛の処理
枇杷の木があるお友達から、葉っぱをいただきました!
念願の枇杷温灸ができる〜。嬉しいなぁ。その前に、枇杷茶をつくることに。まず洗ってから蒸して、天日干しにする工程です。
水につけて、一枚づつ歯ブラシやタワシで洗いましたが、葉裏の綿毛が頑固で、取り除くのにひと苦労でした。
毛についたゴミを取り除く為なのか?残っているとどうなのか?薬効が逃げるのか?なんて、考えながら、歯ブラシで葉脈に沿ってガシガシ枇杷葉と向き合い、ほぼ瞑想状態。 (^◇^;)
枇杷葉は漢方生薬のひとつで、枇杷葉を煎じたものは咳止めなどとして用いられます。
葉裏の毛をきれいに取り除かないと、茶や煎じ液に毛が混ざり、かえって咳が出る!らしいのです。
なるほどねー。
市販の枇杷葉茶も葉洗いはするでしょうが、毛処理をしているのかちと疑問です。
蒸す前↓
蒸し上がり↓
葉脈の芯?取り除きハサミでチョキチョキ。ざ!雑っΣ੧(❛□❛✿)
風でゆらゆら、既にいい香りです。
仕上げにフライパンで炒って湿気を飛ばし完成です。
ありがとう!
自分を癒すものって?
新茶の香りに癒されております。
いつ頃からか…以前は全く見向きもしなかった緑茶なのに、茶好きの友人の教育もあってか、楽しめるようになりました。
大人になったのかしら…(笑)
お子供の頃から番茶かほうじ茶が主流だった我が家。
薬膳でみると、緑茶は体の熱を冷ます鎮静作用で、
番茶やほうじ茶は、どちらかというと体を温める作用があるという性質を知って、寒冷地に暮らす我が家には適していたと納得してしまいました。
母は、緑茶を出すほどウチは洒落てない…の口ぐせでしたがね(笑)
東京暮らし、はや四半世紀も過ぎ、厳しい暑さと、ゆるぎ世代となった今、鎮静作用のある緑茶にかなり助けられています。
夏は水出しにして常備。そこにちょい足しのミントで爽快感をプラスした緑茶ミントは愛飲。
ただ過ぎると冷えるので毒ですがね…(^◇^;)
チャノキ↓
薬香同源というように、食材やお茶、ハーブやアロマ、お香など…香りアイテムは、鬱々した気を巡らして、ストレス解消になるので、ゆるぎ世代には特にオススメです。
更年期障害などに処方される漢方薬にもミントが使われていますし、
体内に余分な水分が溜まりやすい梅雨時期には、香りで気を巡らし、湿気を飛ばすので大活躍します。
若い頃は、キツイと感じたローズの香りも、今では癒されてしまう私。
食べ物もしかり、体調や年齢、環境や気候にも左右され、今の自分を労ってくれるものってありますよね。
あなたは、何で自分を癒せてますか〜?(^^)
最強!棒灸デビュー
ピッチャーでもないのに痛めた右肘。
利き手だけに、、、長引いています。
この季節冷えは大敵。
事故の後遺症の首からきたものもあって、寒いと特に痛みます。
お灸やキュウレイコンなどの温活が欠かせません。
不通即痛とはよく言ったものです。
小学生の頃から愛用のお灸は、年中常備。昨年、鍼灸師のオンニに本格的なお灸を貰ったので初挑戦してみました。
最強!棒灸デビューです。
左側のタバコと比較。
根性焼きではありません!!(爆)いつの時代だよ〜って感じですかね。
患部に棒灸を近づけたり、放したりの繰り返しすること5分。気を抜くと、それこそ根性焼きになりかねないので注意
モクモク煙りが凄いので 、換気扇の近くでやりました。部屋中ヨモギの香り。浄化されてるみたい。
温灸専用の器具もありますが、肘ケアなのでこのやり方が向いているみたい。
でも、でも、器具…欲しいなぁ。楽天市場で検索しまくってます。
因みに、ヨモギは艾葉(がいよう)という漢方生薬。下痢、吐血、婦人の不正性器出血や帯下、腹痛を治す。また、諸病に灸をするのに用いる。主な処方は芎帰膠艾湯(キュウキキョウガイトウ)。
バトン
平成も終わります。。。なんだか寂しいです。
帯広は桜が咲いてきたとか。ここ最近、荒れ荒れの天候でようやく春を感じられますね。
平成から令和へと時代とともに開花のバトン。
祝盃もすすみそうです。
結婚式やら祝い事に添えられる桜茶。桜花の塩漬けは悪酔いに効く!そうな。
酔ってせっかくのめでたい日をぶち壊わされたくないですものね〜。
酔って隙につけいる魔を除ける効果ということでしょうか?!
山桜の樹皮は、桜皮(おおひ)という漢方生薬のひとつ。
皮膚病などに処方される漢方薬に配合されています。
その他、伝統工芸の樺細工の原材料でもあります。
秋田角館の樺細工は200年以上の伝統があるそうで、もともとは武士の副業だったとか。
妥協を許さない武士の手仕事…きっと一品入魂の作品だったのでしょう。
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令和でも、お付き合いよろしくお願いします。
ヨクイニンです
「それは…イボです!」
「ヨクイニンです!」
数年前から急に話題になったヨクイニン。CMでお馴染みですよね。
ヨクイニンはハトムギの事ですが、CMのとおり、昔からイボ取りの生薬として用いられてきましたー。なので、今さら?って思う方も多いかも。
特に夏や梅雨時期は、暑さと湿気などでダメージを受けやすい胃腸をととのえて、体内にこもる熱の解消と除湿にハトムギ茶が効果的。夏の定番の理由ですねヽ(^o^)丿
薬膳効能
生薬名:薏苡仁 (ヨクイニン)
イネ科
薬用部:種皮をむいた成熟種子
涼性で甘淡味。帰経は肺・脾・腎。
消化器系のはたらきを助け、水分や血液代謝を促進。
尿を出やすくし浮腫みを解消。体内の老廃物の排出、解毒作用。便秘や下痢の解消。
肌荒れやシミ、そばかすの肌トラブルに効果が期待。
禁忌:妊婦中
頻尿、冷えやすい方は控えめにする。
薬膳を知ってからは、ハトムギ茶以外に、ご飯と混ぜて炊いたり、サラダやスープのトッピングなどにして活用しています。体調にあわせてね。
ここのところの春の雨は、寒さと湿氣が体に影響するのでハトムギに体を温める生姜などをプラス。
地味な薬用植物園で
撮影したのは11月。開花は臨めない地味な植物園です(笑)
種子をみるにはいいけど。
ハトムギ↓
茶色の外皮を剥くと白い粒が出てきます。
その場で剥いてみたら乾燥していたようですぐに粉々に(^_^;)
真っ白い粉でした。
我が家のハトムギ
左、外皮を剥いたハトムギと
右、ハトムギ粉↓
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ハトムギ粉は、きな粉やすりゴマと一緒にホットミルクに混ぜてドリンクや、パンやお菓子、チヂミなどの料理に使うことが多いのですが、時々ハトムギ粉と蜂蜜を混ぜてフェイスパックにします。
ザラザラして肌にあたると刺激があるので、こすらずにそーっと顔に肌にのせて、そのまましばらくおき洗い流すだけ。
ハトムギ酒チンキは薄めて化粧水にしたりと飲食&外用にも使えます。
ハトムギ石鹸や化粧水などの製品が多いのは、昔から美肌効果があり効果も認められているということですよね。今さらながら、見直してみると発見があるのでした。
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ということで、
イボとり効果を検証してみました!!
長くなったので、次回に、つづきますね。