キンショウ(筋少)と補血ドライカレー
下ごしらえした牛すじ肉。
牛すじといえば…やっぱりカレーですかねー?!
定番ですが、ひとひねりしたい!
そこで、ドライカレーにすることにしました。対して違わないかな😅
こむら返りと疲れ目が氣になったので、目的は肝腎ケアの薬膳。家人が熱こもりタイプなので、辛さは控えめに…っと。
ばっくり作り方
①下ごしらえした牛すじ肉とにんにく、生姜と玉ねぎ、レーズンをみじん切りにする。
トッピングの胡桃やナッツをから炒りし砕く。
②牛すじ肉がかぶるくらい水を入れ、水けがなくなるまで煮る。
(この時、消化を助けてくれる山査子を入れました!ドロドロ血を流すはたらきもあります。
ダシパックに入れて一緒に煮こみ、あとで取り除きます。
山査子と山査子製品のお菓子↓
今回使用したのは左下にある乾燥したもの。
果肉は食べてもokですが、種が混じっていることもあるので、氣をつけてくださいね。)
③肉の水けが飛んだら、油を加えて玉ねぎ、生姜、ニンニク、レーズンを炒める。
④カレー粉を大さじ1くらい(好み)をふりかけ、トマト缶とコンソメ、赤ワインを加えて煮る↓
⑤好みでトマトケチャップ、ウスターソースを加えて、仕上げに塩コショウで味を整える。
仕上げにトッピングの胡桃やナッツをかけて完成!
カレー粉は少しターメリックを多めにしました。氣めぐりと高ぶる氣分を鎮めてくれます。
ターメリックライスにしようかと考えたけど、しつこいかなぁ…と思い却下。
トマトの酸味と甘味が潤いを生み、肉と棗やレーズンは氣血を補えます。
薬膳では、似類補類という考え方があります。似たものは似たものを食べると補える…という意味。
こむら返りは筋肉の引きつりなので、牛さんのすじ肉で補いましたよ。
今年は早いうちから暑かったし
大昔、「日本インド化計画」と歌っていた、キンショウ(筋少)こと、筋肉少女隊を思い出します。
なんか実現しそうだー(笑)
〜日本はインドになってしまえ〜🎵
お盆休みの過ごし方②牛すじ
すぐにお腹がすきます(笑)胃熱なのか…??燃費悪っ。
朝食はパンだと余計に燃費が悪いので、家人はパンでも私だけはお粥やご飯を食べるのは夏のお決まり(^^)
暑いと発汗したり外氣温と室温の差にストレス感じちゃうし、体力消耗しますよね。補氣必須!発汗で氣血や潤いも奪われるし。。( ; ; )
お米は補氣。
パンやそうめんの小麦粉も補氣だけど、クールダウンするはたらきがあると言われるので、心やカラダのほてりを冷ましてくれます。
家人と私のように、体質によって食べたいものも変わりますね。分かりやすい!
家人は映画鑑賞。私はお盆だけに?対話中。。。
牛すじで肝血を補います。
煮こぼし↓
煮こぼした肉を洗い、カットして再び煮る…↓
スープは別にして保存↓
下ごしらえ完了!
何作ろうかなぁ…。
お盆休みの過ごし方は?
お盆休み。皆さまどうお過ごしでしょうか?
あまりに暇過ぎて(⌒-⌒; )
日々暑いし、自宅にいると煮詰まるし避難所を探してます。
- 涼しくて
- それなりに楽しめて
- 混雑してない
- コーヒータイム出来る
- 旦那が退屈しない
4番がポイント!(爆)
カフェで読書したり、1つの所で大人しく居れないタイプなのです(笑)もって30分_φ( ̄ー ̄ )
暑いから海やプールの水辺に行きたいのですが…混雑してるでしょうし。けっこう見回してみると、こんな難民多いみたいです(笑)
ホームセンターにでも行こうかなぁ。
暇&キムチ不足なので、突然開始!
大好きな梨も旬!テキトーに摩り下ろしてヤンニョンに。
キャベツの即席キャベツです。
ビバ!豆と韓国ドラマ
もうすぐ立秋だけど(⌒-⌒; )
今さらですが夏の豆といえば…緑豆!
数ある豆類の中でも涼性なので、暑氣あたり向き。
カラダにこもる熱をクールダウンしてくれます。
薬膳を習うまで存在を知らなかった緑豆ですが、モヤシや緑豆春雨の原料です。
平成29年産 中国緑豆 900g入 730円 【送料無料】【メール便】【代引き不可】 価格:788円 |
薬膳や韓国料理に詳しい方はピン!とくるかと思いますが、緑豆で有名なのは韓国ドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」の第1話に出てきます。
因みに「宮廷女官 チャングムの誓い」とは?
朝鮮王朝歴代王の実録『朝鮮王朝実録』で第11代王中宗に仕えた長今(チャングム)という医女の記録をもとにつくられ、フィクションで16世紀初めの宮廷が舞台。
主人公チャングムは亡き母の願いを叶えるために王宮入りし、王の食事を担うスラッカンの女官を目指しますが…
色々とすったもんだ🤫あって濡れ着で流刑に。その後、汚名返上を抱いて医女をめざし王宮に戻ります。
王位継承に絡む権力争いに翻弄され、無念の死を遂げた両親や師。。。死の真相を探りつつも懸命に志をとげようとする生き様が描かれています。
第1話の煎じ液
スラッカンの女官だったチャングムの母。
ある時、痺症を患う皇太后の膳に病状悪化させるものを混入させている現場を目撃。
それを上司に報告したため、濡れ衣を着せられ毒殺されそうになりますΣ(-᷅_-᷄๑)。
幸い、不審な気配を察知した友人によって予め解毒する液体を混ぜて、効き目を弱くしてあったので命は取り止めます。
その後、のちにチャングムの父となる男性に助けられ、山寺で治療された際用いられた解毒作用のある煎じ汁。。。
この2つ液体が、緑豆を煎じた汁として登場します。
薬膳的な効能にもあります!
緑豆
甘/涼、
帰経:心・胃・膀胱
清熱解毒(体内の余分な熱をさます。発熱、口内炎、吹き出物、腫物。炎症性のものに)
暑氣あたり、利水、止渇
解毒(食べ物や酒、薬物、農薬や毒ガスなどの中毒)
*胃が冷える、冷え症、軟便の場合は多食しない。頻尿も控えめに。
現在でも、洗剤などの化学薬品や電磁波などにふれていますが、定期的に体内のお掃除として緑豆を取り入れるのも有り!と習いました。
夏や熱っぽい時、PC仕事漬けだった後には緑豆ごはんにしたり、小豆より早く柔らかく煮えるのでゼンザイにするのも好き。
季節や体質や体調によってお豆を使い分けられるって素敵(*''▽'')
この「チャングムの誓い」を観て、韓国や薬膳に興味を持った方も多いでしょうね。
私は後付けですが(笑) 韓国も日常に医食同源が根づいているので、ドラマを観直すとまた勉強になりそうです!
そろそろ立秋。乾燥対策も心がけます~。
コンパクトセレクション 宮廷女官チャングムの誓い 全巻DVD-BOX [ イ・ヨンエ ] 価格:24,895円 |
夏バテ対策の薬膳
7月も最終日ですね。
現在土用の期間中。
今朝は、精がつくもので補え!と夢の中で言われたのを思い出しました(笑)
明日は2度目の土用丑の日。「う」のつくものを食べて滋養します!!
先週、先輩方との薬膳研究会でした。立秋ももうすぐですが、お題は復習も兼ねて夏バテ対策です。
身体つくりの根本となる脾胃をたすけ、発汗で消耗しやすい氣血を養い、潤いを生む…
補中益氣、養陰生津、酸甘化陰、清熱利水のメニューです。
清熱利水の夏野菜とオクラや山芋のネバネバ食材のダシ↓
採れたて夏野菜の煮浸しぶっかけウーメン↓。
温裏と健脾作用のスパイスをきかせたマリネ液に、素揚げした野菜を漬け込みました。
補氣役のお肉やキノコ類と、消化をたすける消導薬(山査子、麦芽、麹)入りの餃子はサッパリいただけました↓
空調などで意外と肌が乾燥しがち。梨と白銀耳と枸杞子の蜂蜜煮もしみ渡ります↓
夏場の補中益氣湯といわれる清暑益氣湯風のブレンド茶と
利水効果の黒豆とトウモロコシの髭茶↓
トイレの回数が少なくなりがちなので氣をつけないとですね。
以前から氣になっていたカフェで一休み。住宅地の中にぽつんとあるコーヒー専門店は、地元の人のオアシスのようでした。
暑いと息切れしたり、呼吸が浅くなってオーバーヒートしやすいので、心を落ちつかせて、穏やか過ごすことも大切ですね。
私には欠かせないカフェタイム。カップも☕️お味も癒されました。
引き続き夏を乗り切れるように養生を心がけます。
ネバネバで乗り切る、土用!
採りたて夏野菜が届きました。
オトン!オカン!ありがとう😊
さっそく、野菜を刻みまくって山形名物のダシを作りました。
味付けは醤油とお酢。麺つゆでもいいですよね。
簡単だし、この時期の常備菜に最適。
シンプルなのに美味い😋
現在、土用期間中。今年2回目の丑の日ももうすぐ。
モロヘイヤとオクラと山芋入り。ネバネバ食べて元氣に乗りきりましょう。
排尿困難とトンブリ?!
うだる暑さ…Σ(-᷅_-᷄๑) 緑を観ると涼しく感じます。
近所の畑で発見ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
スーモ軍団ではないですよー(๑˃̵ᴗ˂̵)
枯らした枝木は箒の材料~♬
この細い枝が箒になる…?!イメージし難いですが、しなやかさはわかります。
私は大人になってから食べましたが秋田の珍味として有名ですが、江戸時代あたりから食べられていたそうです。
トンブリの旬と加工工程
トンブリの旬は10~11月ごろ。
葉が黄色なると実が熟した合図。
秋になると紅色になり観賞用でも楽しめる。
実を脱穀→天日干し(乾燥)→茹で上げ→1日浸水→手で揉むだけで外皮が簡単に剥がれる。手際よく何度かこの作業を繰り返すことで、あのプチプチ感と弾力を生み出す。
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とんぶりはスーパーで真空パックや瓶詰めものを時々見かけますが、
最近、我が家で活躍中なのがこちら↓↓ ブレンドしてお茶にしています。
乾燥したトンブリ。使いすぎは土臭いので(笑)
ブレンドする食薬をちょっと考えます(^-^;
加工工程を知った今、これも煮て浸水したら外皮がとれるのか???興味津々です(笑)
漢方生薬名は地膚子(じふし)
別名:掃箒子(そうそうし)
地膚子
分類:利水滲湿薬。
性味:苦/寒
帰経:膀胱。
効能:清熱利水、止痒。
- 膀胱湿熱による、尿量減少、排尿痛、排尿困難に用いられる
- 皮膚の湿疹や痒みに外用、内服ともに用いる
- 煎じ液を冷まし、患部を洗う
- 常用量1~10g
発汗後の痒みや、皮膚にジュクジュクした水疱があって炎症で痒みがあるものにも適しているようです。
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おまるデビュー
事故直後、しばらくベッド上安静だったので💦おまるデビューしちゃいました(;^ω^)
排尿困難で1日2回くらいしか出ず、尿管に人口管をさすか否かの選択を迫られました。
これも経験だろう!と思い (何故か、前向き…(;''∀''))
未知なる世界への挑戦を決心!!
しかし同室だったおばちゃんから、管を抜き挿しする時の激痛と、それを繰り返したことで膀胱炎になった…との経験談を聞き、すっかり怯んだ私(;一_一)
しかも膀胱炎が癖になって治療が大変だったとも聞かされ
夫とも話し、ここは敢えてやらなくていい経験かも?と考え直し
自力で排尿することに( `ー´)ノ
既に漢方と薬膳を学んでいたので、ベッド上で何が出来るか?と考えました。しかし、思考がおもった以上に働かず・・・(。-`ω-)浮かばない!!情けない。
とにかく泌尿器系も損傷した頸髄も腎と関連。
腎のはたらきは水分代謝と分布と納氣。
尿が出ない→腎氣不足だから・・・・
ちゃんと呼吸しよう!!にたどり着きました。
(勉強不足で、理論的には説明できないけど。)
ベット上で筋トレしてるみたいに直ぐにバテてちゃったけど、呼吸の安定は排尿コントロールにも精神的にも効果的だったかもしれません。結果、人口管を入れずに済みましたよ~!!
そういえば、氣功の授業で命をつなぎとめられる呼吸法を教わったっけ。(この話は次回)呼吸は寝たきりでも出来る、ひとつの蘇生術とも言えますね。
今だから思うのは、当時、発熱してたしトンブリが適していたと思われます。初めて浮腫みも体感したし辛かったけど貴重な経験でございました。
入手可能??
日本列島、高温多湿が続きます。
スーパーの野菜コーナーあたりに真空パックになっているトンブリを見つけたら、買ってみたください~。
旬ではないから難しいかもしれないけど、山芋と相性が良いようなので、山かけや納豆と合わせたり、酢の物などにも使えます。
来週のから突入する夏土用の期間。
厳しい暑さを乗り切るためにも役立てましょう~。は~い!わたし!